「世界の笑顔のために」~青年海外協力隊の活動を講演、瀬棚小学校教諭 駒谷沙智さん~

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 10月25日(火)、檜山北高校文化講演会で青年海外協力隊員としてフィジーの小学校で2年間、音楽・体育・図工の先生として教壇に立った、瀬棚小学校教諭の駒谷沙智さんが「世界の笑顔のために」と題し講演しました。
 会場には生徒や父母、一般の方が約60人集まり、フィジーでの活動内容・日常生活、また外から見た日本・夢をかなえるためのアドバイスについて、たくさんの写真やエピソードを交え話しがありました。
 駒谷さんは、小学校の時にテレビで見た緒方貞子さん(現・国際協力機構理事長)が各国で難民救済をする活動の様子を観て憧れたことから、青年海外協力隊に参加するという夢をかなえるため、小学校教諭になり、経験を積み今回の派遣に至りました。外から見た日本は、「物質面の豊かさ、コロコロ変わる国のリーダー」という印象で、日本人は「時間を守る、約束を守る、準備をしっかりする、細やかな気配り」が素晴らしいことを再認識したそうです。
 駒谷さんは、夢をかなえるため「どんな小さなことでもいいので、やりたいことリストを100項目書いてみてください。そしてそれを簡単なことからやってみてください。ちなみに私は約60項目しか今書けていませんが、100書けるまで続けます。いつもそれを見返しては頑張ろうと気合を入れています。」と話し、夢をもつことの大切さを語ってくれました。



フィジーでの活動の様子を笑顔で語る駒谷沙智さん