~良質の生乳生産を目指して~ 瀬棚区酪農家 北海道乳質改善大賞受賞!

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▲受賞の喜びを語る「竹浪潤さん・佳子さん夫婦」と、のんびりくつろぐ「偉い牛たち」

 瀬棚区西大里3区在住で新函館農業協同組合所属の竹浪潤牧場が、平成19年度北海道乳質改善対象を受賞しました。
 これは、北海道乳質改善協議会が平成17年で50周年を迎えたことから、その記念事業の一環として「乳質改善大賞」を創設し、衛生的に優れた生乳生産を実践する酪農家を表彰することとされ、今回で3回目となりました。 
 同大賞は、今回22名受賞しており、各地区の乳質改善協議会から推薦され、日ごろより良質な生乳を継続的に生産し、経営的にも優秀かつ模範となる酪農家を対象に表彰されており、竹浪さんは、道南地区乳質改善協議会から推薦を受けての受賞となりました。
 名誉ある賞を受賞した竹浪さんですが、「生産量は少ないが、良質な生乳を生産するとともに、経営的には和牛の素牛生産も考えていきたい」と淡々と今後の抱負を語っていました。


≪竹浪潤さんのプロフィール≫
 空知管内新十津川出身で東京の大学を卒業後、東都生協に就職。その後、千葉北部酪農協で酪農ヘルパーとして5年半勤務。その後、独立したヘルパーとして数々の牧場に従事し酪農の経験を積みました。佳子さんと結婚した後、平成15年、せたな町(旧瀬棚町)に新規就農しました。
 初年度は、2ヵ月齢の子牛を5頭、翌年、初妊牛9頭、経産牛1頭を購入してスタート。現在、借地6haを含む耕地36haに乳牛総数23頭(うち経産牛15頭)を飼養しています。趣味は囲碁で1.5段くらいの腕前だそうです。