「少年の主張~檜山地区大会~」せたな町からは3人の中学生が素直な気持ちを言葉に…

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 6月21日(火)、せたな町民ふれあいプラザにおいて「平成23年度 少年の主張 檜山地区大会」が開催され、檜山管内7町から15名の中学生が各町を代表し、未来への希望や、家庭・学校生活の関りの中で感じていることを発表しました。

 せたな町からは、北檜山中学校3年 内田朱音(うちだあかね)さん、瀬棚中学校3年熊谷渚美(くまがいなみ)さん、大成中学校3年 杉村砂優里(すぎむらさゆり)さんの3名が、町内の中学校生徒を代表し参加しました。

 この大会の最優秀賞の受賞者は、札幌で開催される北海道大会へ檜山の代表として参加することとなっており、15名が発表を終えると4名の審査委員により審査、高野審査委員長から結果が発表され、最優秀賞は乙部中学校 西田美香さん「ありがとう」と決定しました。次点となる審査委員長賞2名のうち、北檜山中学校3年の内田さんが選ばれ、惜しくも北海道大会出場には届きませんでした。また、瀬棚中学校3年の熊谷さん、大成中学校3年の杉村さんは優秀賞を受賞しました。

 発表者である3名のうち、熊谷さんが15名の中のトップバッター、杉村さんは途中休憩後の1人目の発表、内田さんは15人中最後の発表者となり、それぞれ緊張感の漂う雰囲気の中での発表でしたが、思っていることを素直に表現し、口調もはっきりと、また堂々とした立派な発表でした。
3名の発表内容は以下のとおりです。

■「道」 内田朱音
 人はどの道を選ぶか、常に迷う。中学3年の今、将来について真剣に悩み、進路選択をしていかなければならない。どの道を選ぶも自分次第。他人任せにするのではなく、自分と真剣に向き合い、これからの一歩を踏み出していきたい。

■「頑張ることの大切さ」 熊谷渚美
 「頑張る」という言葉が嫌いだったが、テスト結果を父に見せたとき「頑張ったな」と言われ、「頑張る」ことについて考えるようになった。今まで嫌だと思ったことから逃げ、向き合う努力をしなかったが、人は行動し努力しなければ何も成長しない。このことに気付いた今、これから頑張っていきたい。

■「先輩という存在の大きさ」 杉村砂優里
 2年生の時、郷土芸能「久遠神楽」の演舞をとおし、先輩が私達に学校を任せることに不安を感じているとわかり悔しかった。その後、文化祭で3年生が演舞を見せ、その真剣さと迫力に圧倒され、私たちも気合の入った演舞ができ嬉しかった。先輩を見て自分達が変った…この「先輩」の存在の大きさに気付き、自分も普段の生活を大事にして「尊敬される先輩」に一歩ずつ近づいていきたいと思った。

 
 
▲ 大会が始まる前は緊張します、早く始まっちゃえ               ▲ 大会のトップバッターは、瀬棚中学校3年 熊谷渚美さんでした!

 
▲ せたな町からの2人目は、大成中学校3年 杉村砂優里さんです。   ▲ 大会の最後に発表をしてくれた、北檜山中学校3年 内田朱音さん。

 
▲ 表彰式の様子。                                  ▲ 参加した15名の皆さんです。思っていることを素直に発表してくれました。 
 
 
▲ (左から)熊谷さん、内田さん、杉村さん、おめでとうございます。    ▲ 町内中学生の皆さんの、聴いている態度も立派でした。