
この度、大成区で板金業を営んでいる田原悌二さんが、千葉県柏市にある「柏さかさい保育園」に「日本一の特大折り鶴」を寄贈しました。
これは、千葉県の保育園の理事長が保育園を新築する予定でいたところ、昨年NHKで放送された「とことんふるさとステージ」のせたな町VTRを偶然見かけ、田原さんが銅版で折り鶴を作成している姿を見て、「これを新しい保育園に飾りたい」との思いから、田原さんに「日本一大きな折り鶴」の製作を依頼したものです。
依頼を受けた田原さんは、これも何かの縁、わざわざ北海道の自分に頼んでくれたことだし、せっかくだからせたな町PRのためもボランティアでやろうと決意、今まで自身でも作成したことのない大きさのため、展開図の作成から折り方まで毎日試行錯誤を繰り返し、やっとの思いで「日本一の特大折り鶴」を3ヶ月かけて完成させました。


▲折る前の銅版 ▲作業中です


▲完成!これから塗装します。 ▲きれいな鶴が出来ました。
去る3月12日、自ら千葉県に出向き、日本一の大きさとなる特大折り鶴を真新しい保育園の天井へ取り付けしました。また、園児みんなの前で実際に銅版の折り鶴を実演し、集まった園児たちは実際に見て、触って驚きの表情を見せていました。
14日には保育園の落成式が行われ、出席者はみな足を止め、吹き抜けの天井に飾られた特大折り鶴にしばし見入っていました。
田原さんは、「この鶴をきっかけに、せたな町が少しでも多くの人に知ってもらえるようになれば」と語っていました。
また、田原さんからせたな町へも同様の特大折り鶴が寄贈され、せたな町役場や温泉ホテルきたひやまなどへ展示する予定でおりますので、町民みなさんもぜひ一度「日本一」をご覧ください。


▲保育園の先生と一緒に実演 ▲子ども達も真剣です。

▲出来上がった鶴を手に嬉しそうです。


▲保育園内に飾られた鶴