~被害を最小限に!~後志利別川水防工法現地訓練実施

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 6月25日(水)、後志利別川(真駒内川合流点付近)の河川敷において、「後志利別川水防工法現地訓練」が行なわれました。これは、洪水などの被害を最小限に食い止めるため、水防工法を実際に訓練することにより、技術の向上と多くの水防活動の指導者を養成するために毎年行なわれており今年で10回目となります。当日は、建設協会関係者や函館開発建設部、せたな町、今金町、消防署職員など122名が参加。3班に分かれて、シート張工法(堤防が壊れるのを防ぎ、漏水の拡大を防ぐ)、改良積み土嚢工法(川の水が堤防を越えてあふれ出すのを防ぐ)、月の輪工法(川との水位差を小さくすることで圧力を弱め、漏水口の拡大や堤防の決壊を防ぐ)をそれぞれ、学びました。どの工法も長年の訓練の成果が表れ、完成までの所要時間が大幅に短縮されていたようです。