5月21日(水)、ふれあいプラザにおいて「17thジョン神塚ピアノコンサート」(せたな町姉妹都市交流推進協議会主催)が開催されました。
ジョン神塚(John Kamitsuka)氏はニューヨーク・ローマを拠点に欧米等で幅広く活躍している国際的ピアニストで、父親が旧瀬棚町と米国カリフォルニア州ハンフォード市の姉妹都市提携に尽力されたのがきっかけで、姉妹提携した翌年の1993年から毎年開催。
当日は、バッハの「二つの前奏曲とフーガ」、モーツァルトの「ピアノソナタ イ短調」、バーバーの「組曲遠足」、ベートーヴェンの「ヴァルトシュタイン」につづき、最後に演奏したバッハの「クラヴィーア協奏曲」ではマリンバとの見事な合奏を披露。会場に詰め掛けた約100人の観客は、荘厳・華麗な音色に大きな拍手を送っていました。
▲会場の皆さん
▲アンコールにこたえて「クラヴィーア協奏曲」第1楽章を披露して下さいました
▲花束贈呈でサービスショット頂きました
~ ジョン神塚(John Kamitsuka)氏 ~
1955年、米国ニュージャージー州プリンストンに生まれる。父はプロテスタントの牧師、母はコーラスの指揮者であった。その父が宣教師として来日し、幼少期を札幌で過ごす。
5歳からピアノを始め、12歳でソロ・リサイタルを行い、また、オーケストラと共演もしている。
1973年、音楽の名門米国インディアナ大学のピアノ科に進学、アービー・サイモン、ジュリアス・ハーフォードに師事。同大学を卒業後、ニューヨーク州立大学でギルバート・カリッシュ、リチャード・グードに師事、修士課程を修了。その後ニューヨークでソフィア・ロフスに師事。
以後アメリカが誇る国際的ピアニストとして、ニューヨーク・ローマを拠点に欧米等で幅広く活躍している。