“一平会”が環境大臣から地域環境美化功績者表彰を受賞

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 6月11日(月)、町内の釣り愛好者でつくる“一平会”(伊瀬智会長)が環境大臣から地域環境美化功績者表彰を受けました。昭和55年に発足した一平会は、平成5年から釣り場環境保全と水産生物の保護や魚道清掃に取り組んでいるほか、平成2年からふるさとの清流で釣りや水遊びを体験することで、自然のすばらしさや環境保護への理解を深めることを目的に、「夏休みジュニア川釣り体験会」を毎年開催しています。平成17年6月には環境保全活動功労者表彰(知事感謝状)、同年9月には地域活動功績者表彰を受賞しており、今回で3回目の受賞となりました。





 一平会は、7月1日(日)毎年恒例の広域魚道清掃を行いました。今年は、北檜山区太櫓の良留石川(らるいしがわ)に設置された魚道2箇所で行なわれ、会員のほか水産指導所職員、檜山支庁職員、漁業者、道南の魚道研究会の会員、北大の教授や学生、建設業関係者、役場職員など過去最高の約70人が参加しました。参加者は胴付姿にスコップなどを使い、清流に棲む多くの魚たちの生息環境を守るため、魚道内の土砂や流木などを取り除き、緑が色濃くなった渓谷で爽やかな汗を流しました。
 作業後行なわれた交流会では、焼肉を囲みながら互いに労をねぎらい、今後の活動に向けて結束を固めていました。夏休みの8月15日には、子どもや帰省した親子にふるさとの川で夏の思い出づくりをしてもらえる「第22回夏休みジュニア川釣り体験会」を実施する予定です。