~町民への応援歌として~中井玉仙さん句碑建立

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10月10日(火)ふれあいプラザ前庭に北檜山区出身の歌人 中井玉仙(本名 中井君次)さんの句碑が建立されました。これは、ふるさと北檜山町の合併を受け、町民への応援歌として本人から贈られたもので、石碑には次の作品が刻まれています。

『三百年の 風雪こえし 梅の木の 気魄伝ふる 幹触るる手に』


◎中井玉仙(本名 中井君次)
昭和11年3月7日丹羽地区に生まれる。最初の入選作品は、小学校5年生の時、「玉川に平和のラッパ野水仙」で全国大会で大賞受賞。この作品の最初の「玉」と最後の「仙」から「玉仙」を雅号・呼称するようになる。昭和59年、新琴似短歌会・北海道歌人会に所属し詩歌の創作活動に邁進する。

平成 3年 丹羽開基100年祭 玉川公園神社参道に句碑建立
        ~まほろばの句碑~ 「木の実降る 里はまほろば ぶなの杜」
平成12年 江差町 柏町 柏森公園に句碑建立
平成14年 15年連続で全国盲人文芸大会で文部大臣奨励賞、秋桜俳句大会で大賞受賞
平成17年 第31回 全国盲人文芸大会入選 川柳1位
        NHK会長賞 日盲連会長賞
        「支援の手みんなあるはず出せるはず」
平成18年 宮内庁 歌会始 佳作
        ~お題「笑み」~「振り分けの荷を負う我を笑みつつ弱視の妻が手を引きくるる」