タバコによる健康被害を減らすために、卒煙応援事業を始めました。タバコをやすみませんか？という事で、「かざみどり」（洋上風車の愛称）、「ほそみどり」（ダイエット教室の名前）に続き、「やすみどり」と名付けました。

タバコをやめてみようかな、というみなさん、ぜひ保健センターに相談したり、診療所に受診したりしてください。卒煙の方法をお伝えします。そして薬の費用（1ヶ月で約1万2千円・2ヶ月で卒煙できます）のうち5600円が公費助成されます（町民のみ）。

この助成は、北海道初の取り組みです。ちなみに、肺癌の医療費（入院・手術の場合）は80万円と試算されます。100人に助成して、1人でも予防できれば、その分は返ってきます。そのほかにも多くの病気の原因となるのは言うまでもありません。

瀬棚町は、読売新聞の5回シリーズでも取り上げられたように、日本でも有数の、病気予防に力を入れている町です。今後も医療センターはみなさまがより健康な生活を送れるように努力を続けたいと考えております。
広報でも周知しますが、周囲の方々に「こんな取り組みが有るよ」と広めていただけたら嬉しいです。

　　　　　　　　瀬棚町医科診療所医師　　吉岡　和晃