ドクターヘリ導入を前に消防職員らが訓練を実施

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 来年2月に予定されている道南ドクターヘリ導入を前に、せたな町では初となるヘリを使った訓練が11月14日(金)、北檜山下水処理場横のヘリポートで行われました。
 これは救急隊員らに患者のヘリへの運び込み方やヘリの特性を学んでもらおうと、道南の自治体や医療関係者らで組織する道南ドクターヘリ運航調整委員会(浅井康文委員長)が企画したもので、道南の各地区で開催しているものです。
 訓練は実際にドクターヘリの運航業務を担う鹿児島国際航空が所有するヘリを使って行われ、この日参加した、せたな町と今金町の消防職員約20人は、無線による通信訓練や機内への患者の搬入方法のほか、着陸時の注意点などを学びました。
 導入予定のドクターヘリは、従来の機体の1.2倍となる速度で運行し、函館からせたな町まで約25分程度で到着します。運行には安全に離着陸できる環境を確保することが重要となり、住民の皆さんの理解や協力も必要となります。