サクラマスの稚魚を放流しました

  • このページを印刷
5月20日(月)、サクラマス稚魚の放流が行われました。

稚魚の放流については、毎年、ひやま漁協が主体となり関係機関協力のもと行っているもので、今年、せたな町では約360,000尾(5/20分含む)の放流が行われました。

サクラマスの大半は道央・道南日本海沿海地域で漁獲されており、重要な漁業資源として位置づけられています。
しかし、当該地域の漁獲量が減少傾向であったことから、その回復に向けこの放流事業を行っており、徐々にその成果もみられているところです。

当日は、太櫓川(北檜山区)と馬場川(瀬棚区)の本流や支流の各ポイントで合250,000尾の稚魚が放流され、放流された稚魚は元気に川へと進んで行きました。

サクラマスは、一般的にふ化して1年半を河川で過ごし、海へと向かいます。
そして、海で1年過ごしたあと生まれた河川へ戻って産卵し、一生(約3年)を終えることになります。

なので、今回放流された稚魚は、通常だと来年の春には海へと向かい、再来年の秋に産卵のため戻ってくることになるそうです