地元の食材をもっとおいしく!「地産地消セミナー」を開催しました

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せたな町産業振興課では、地域のみなさんに地元の食材についてもっと知ってもらい、もっと美味しく食べてもらおうと3月3日(金)と18日(金)の2回にわたり、地産地消セミナーを開催しました。

【1回目】3月3日(金)
第1回目は、講師に川端美枝氏(プロフィールは下記参照)をお迎えして温泉ホテルきたひやまで「地元食材の魅力と活用方法について」と題したセミナーのあと、ふれあいプラザで料理教室も開催しました。

◎講師:「川端美枝」氏プロフィール
フードコーディネーター、北海道フードマイスターの資格を持つ。
イタリア留学の経験を生かし、イタリア料理店イルピーノをオープン。
北海道食材を利活用した料理を提供。道産小麦を使用したピッツァ・パスタなどを開発・販売。野菜ソムリエ講師としても活躍。


▲温泉ホテルきたひやまで開催されたセミナーでは、地元食材の上手な使い方はもちろん、問題点のほか意見交換が行われました。


▲会場を移動し、ふれあいプラザでの料理教室。まずは先生が一通り手順や美味しい調理方法について説明と合わせて見事な手さばきで実演しました。


▲上は先生が空いた時間に作った若松ポークマンのハーブロースト。参加者の皆さんも簡単にできる料理に関心しながら手際よく3品を完成。(写真下)

1.塩昆布で作る簡単「ヒラメの昆布じめ」
2.地元乳製品でつくる「ホタテグラタン」
3.旬の食材で作れる簡単「ブイヤーベース」
4.先生作「若松ポークマンのハーブロースト」&肉汁で揚げた「フライドポテト」


▲お待ちかねの試食タイム。お持ち帰り分もあったんですが、あまりの美味しさに皆さんすべて完食しちゃいました。どれもアレンジが簡単な料理なので、参加した皆さんは先生に思いついたアレンジ方法についていろいろと質問をされていました。



【2回目】3月18日(金)
第2回目は、講師に石川尚美氏(プロフィールは下記参照)をお迎えして温泉ホテルきたひやまで「日本酒のおいしい飲み方、料理との合わせ方」と題したセミナーを開催しました。終了後は引き続き先生を交えて、温泉ホテルきたひやま主催による「檜山北部地酒を語る交流会」開催され、参加した皆さんは先生の講義を活かした「利き酒」の実践や地元でつくられた日本酒について語り合いました。

◎講師:「石川尚美」氏プロフィール
札幌市でチーズ、ワイン、日本酒、焼酎の講座を開催する「石川尚美チーズサロン」代表。日本ソムリエ協会認定「ソムリエ」、日本酒学講師、きき酒師・焼酎アドバイザー講師、各種チーズの資格などほかにも多数の資格を持つ。また、道新文化センター講師、道産食品独自認証制度(きらりっぷ)制度運営委員として活躍している。


▲セミナーでは日本酒の分類方法や美味しい飲み方、そして、どんなお酒にはどんな肴(おつまみ)が合うかなど、根拠も含めてとてもわかりやすく説明をしていただき、参加した皆さんもうなずきながら聞いていました。


▲セミナー終了後は温泉ホテルきたひやま主催で檜山北部の地酒について語る交流会が開催され、セミナーを活かした利き酒の実践も行いました。


▲せたな町にある地酒3種も勢ぞろいです。なお、東北地方太平洋沖地震で陸前高田市にある「よしこ」の酒蔵「酔仙酒造」が津波で全壊し復旧のめどがたっていない状況であることが関係者より報告され、少しでも力になりたいと当日の会費を全額義援金として寄付することとしました。被災地の復興を心からお祈りし、酔仙酒造の早期復活そして「よしこ」の復活を心からお祈りいたします。