平成21年 新年のごあいさつ

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 新春を迎えて

 せたな町長 高橋 貞光



 誠実に一歩一歩  未来につながる町づくりを目指して


 新年明けましておめでとうございます。町民の皆様には、希望に満ちた新年を迎えられましたことを心よりお慶び申し上げます。お陰をもちまして、町政を担当させていただいてから、四度目の新年を迎えました。この間、町民の皆様には、さまざまな形で深いご理解と温かいご支援を賜り、心から感謝を申し上げます。

 昨年は、まちづくりの指針となる「せたな町総合計画」が策定され「共生・協働」、「安心」、「せたな力」をまちづくりの基本理念とし、「みんなの笑顔と力で創ろう、未来の『せたな』。」をまちづくりの将来像と定めました。
 しかし、少子高齢化の進行と人口減少や地方分権の進展、厳しい財政運営など多くの課題を解消しまちづくりを進めていくためには、せたな町の力を結集し町民皆様との協働による自主性と自立性の高い行政運営が求められております。新年においても町民皆様と一体となったまちづくりが重要となりますので、引き続き一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 昨年を振り返ってみますと、せたな町の基幹作物である水稲が天候にも恵まれ、近年にない豊作になったことは、景気後退による影響が見られる中でも、夢と希望を与えられた一年であったと思います。
 
 さて、これまでの町政に目を向けると、平成17年度決算の財政指数数値を重く受け止めて「財政の非常事態宣言」をいたしました。自冶体経営を現実的な視点から財政規模に見合った財政運営への転換を急ぎ、健全財政を取り戻すことが当面の課題と認識し、現在、特別職、一般職の人件費等の削減を実施して職員一丸となり財政の健全化に向けて取り組んでおります。

 また、新しい時代の流れの中で自らが改革に取り組み、地域の自立化、個性化を図っていくことが、これからのまちづくりに求められておりますことから、これまで推進してきたさまざまな取組や町民の皆様の協力を通じ、農畜産業におきましては、高収益作物栽培規模拡大や新規導入によるハウス資材調達などに係る支援や農業基盤整備事業による経営基盤等の強化を図っております。
 
 水産業については、サケ二次育成池施設整備に助成をし、製氷貯蔵施設が完成するなど水産基盤の整備を進め、栽培漁業に引続き取組み、漁家経営の安定と水産振興に努めております。
 
 医療・福祉・介護については、せたな町の医療体制は、町立国保病院を中心とした公的医療体制を基本に、町内民間医療機関との役割分担や二次及び三次医療機関との一層の連携強化を図り、救急医療体制を確保し、一次医療を堅持しております。また、公的医療体制の再編統合を図り、医師・医療スタッフを集約するなど、職員の効果的な相互支援・連携を可能としたことにより、病院事業会計の赤字が減少しております。また、国保病院の改修事業として、建物耐震強化工事と併せてエレベーターを設置したほか、緊急搬送体制の整備として3区の消防署に高規格仕様救急車を導入しております。
 
 子育て支援につきましては、3区共に0歳児保育・子育て支援センター、学童保育の実施態勢が整い、管内一安い保育料となっているほか、乳幼児医療費助成対象の拡大により就学前までを中学校卒業までに拡大して入院費用等を助成しております。

 ライフラインの整備では、水道施設の統合整備を実施する上での水源調査及び施設改修の手続きが完了し、事業着手の目処が付いております。
 
 このように、各区各地域において様々な活性化の取り組みを実施しており、これからも、経済や地域社会、行財政の構造を変革し、地域それぞれが輝く、夢いっぱいのせたな町を築くため、私の選挙公約でありました「地域バランスのとれた町づくり」この基本理念の実行ため、挑戦を続けなければいけません。
 残された任期、各区それぞれの地域で、夢に向かって情熱を傾けておられる町民の皆様と、共に知恵を絞りながら、今後におきましても全力を尽くしてまいります。

 新しい年が町民皆様にとりまして良い年でありますよう心からご祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。